ヘリコプターのバルカン砲がダラタタタタタ……とマシエリとボーグに向けて発射された。


「ヤバいっ! ヤっバイで~!」


ボーグが騒ぐなか、マシエリが黒い傘の開ボタンを押すとバルカン砲が着弾寸前でバッと開いた。


 バリバリバリッと傘に電磁シールドが張られて輝き、バルカン砲がすべて斜め後方にはじかれていった。


 バルカン砲を止め


シールドだと? コシャクな! だが、そんな小細工など時間の問題だ」


女が笑う


ヘリコプターが左旋回しながら再びバルカン砲を打ち始めると、マシエリは傘を向けてシールドで防御した。


バルカン砲が止むと、傘のシールドが小さくなっている。


ハハハ。ほらほら、そのちっぽけなシールドももう破れちまうぞ」


ヘリコプターが右旋回しながらバルカン砲を撃つが、マシエリは小さいシールドでなんとかバルカン砲をはじいた。


くらったらやべーぞ。傘、ぶち破れちまうで~!」


 ボーグが大慌てで叫ぶと、


「わかってるわよお。なにか、耳寄り情報ないの?」


と傘の中でマシエリが顔を歪めながら聞いた。


「しゃ~ね~な~」


ボーグは白目になると、カタカタカタカタと分析を始めた。



                (TO BE CONTINUED)